ラグビー?オリンピック?悪いが任せる。
南房総の被害状況を見ると、
半分は廃業、あとは来年の夏のシーズンに間に合うかどうか。
ただでさえ赤字の自治体。当期、来期の税収は期待出来ず厳しい状況になりそう。 ふるさと納税がんばるしか。
今回勉強になったのは、電源喪失時の情報収集方法が全く無かった事。
友人のfacebookとかを見ていて思ったが、役所も現場も、とにかく情報が無くて、組織だった動きが出来ない状況があったと想像できる。
高齢化問題もあってスマホ利用率やネット利用率も低く、結局地元の消防団という「有志」が一件一件歩いて被害確認して回るしか無かった訳だが。
翌朝(月曜日)
普段、停電しても半日もすれば複電するので待った。 被害状況は見れば判るが全体像が見えない。
(火曜日)
まる1日経っても復電しない。普段と様子が異なる事が判る。携帯基地局の電源は既に尽きているが、東電の発表では今日明日位には復旧しそう⇒やっぱり無理っぽいので今週中くらいで(結局27日まで延長)。
・・以降、やや偏りはあるものの、大体報道の通り。
2018年の台風でも被害はあったが南房総市の対応は遅かったし、今回も遅かった。というか停電していて情報収集も発信もできなかった、というのが実情なんだろう。9日いっぱいは使えた携帯電話の連絡網はクラウドの中というオチかも。
災害時くらい、自治体毎(管理区域だとか情報収集とかは仕方ないかも知れないが)ではなく、陸続きで隣あった自治体同士の協力等、もう少し柔軟な関係を作っておくべきだと思う。
他県で起きた災害時の対応を取れないのかとかいう意見を良く見かけるが、他の自治体で「過去上手くいっていた」ので今回もこのテンプレで、という対応をしていたらより良い対応はできないし、人も組織も成長しない。参考にはなるだろうけども、他所は他所。
同じプロジェクトは無い。
災害も。
仕事も。